SSブログ

膨張した電解コンデンサの取替 [ハードウェア]

コンピュータの動作がおかしいとき、マザーボードを確認すると
大体は電解コンデンサが膨張している(パンクしている)ことが
多いです。
そんなときは、パンクした電解コンを交換しただけで、不調が
直ることがほとんどです。

今回は、電解コンの取替について備忘録の作成です。

(準備するもの)
・半田ごて
・半田吸い取り線
・ラジオペンチ(ラジペン)
・ニッパ
・交換用の電解コンデンサ
 (容量、耐電圧はパンクしたコンデンサと同じものを用意)
・安全ピンや待ち針など

(1)パンクした電解コンを取り外す
・ 両面基板、スルーホールのため、半田吸い取り線等で
  十分に半田を吸い取ることが難しいです。
・まず、電解コンの脚側をニッパでできるだけ短くカットします。
 これは、半田吸い取り線で半田を吸い取りやすくするためです。
・電解コン本体をラジペン等でねじりながら壊して取り除きます。
 このとき、脚が残ることがありますが、気にしないでいいです。

(2)取り付け穴を確保する
・パンクした電解コン本体は取り外しましたが、新しい電解コンを
 取り付ける穴はまだ半田でふさがっていたりします。

・脚が残っていれば、ラジペンでそれをつまみます。
・反対側の面で半田ごてを当てながら、ラジペンで脚を引っ張ります。
・脚が抜けたら、基板の穴に安全ピンの針を押し込んで、穴を広げます。

・脚が残っていない場合、半田吸い取り線で半田を吸い取るなどして
 穴が少しでも開けば、安全ピンの針を押し込んで、穴を広げます。

(3)新しい電解コンを取り付ける
・取り付け穴が確保できれば、新しい電解コンの脚を通します。
・半田付します。
・余った脚を短く切ります。
・イモ半田になっていないか確認します。
・出来上がりです。

以下は、写真付きで分かりやすく解説されている方の記事です。
参考にしてください。
マザーボード上の膨張した電解コンデンサを交換する
.
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

ログイン画面の背景を変更するDSDT ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。